いちばんすきな花 第1話のネタバレと感想!松下洸平がめんどくさいクセつよ役に?

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10月12日(木)22時スタートのドラマいちばんすきな花は、年齢や性別・環境の違う男女4人が出会うことで紡ぎだす新時代の友情物語です。

ガッツリ恋愛のきゅんきゅんドラマではないですが、友情だけでなく愛情についても描かれています。

恋人を友達に取られたり、浅く広い友達関係しか築けない自分が嫌になったり…。男女4人が抱える悩みのどれかに共感しながら見れるストーリーです。

主演は多部未華子さん・松下洸平さん・神尾楓珠さん・今田美桜さんの4人ですが、美男美女すぎて見てだけでも目の保養になりますね。

この記事ではいちばんすきな花第1話ネタバレ含む内容と感想を紹介していきます。

目次

いちばんすきな花 第1話のネタバレと感想

潮ゆくえ(多部未華子さん)は新潟から上京して、妹のこのみ(齋藤飛鳥さん)と二人暮らしをしている34歳の塾講師です。幼い頃から二人組が苦手で、女友達にあまり本音を話せずにいました。

そんなゆくえですが、学生時代から仲の良い赤田鼓太郎(仲野太賀さん)という男友達がいます。赤田とならがんばらなくていい関係でいられるので、ゆくえにとっては唯一無二の友達でした。

ある日ゆくえはいつものように赤田とカラオケで会いましたが、ゆくえは赤田の結婚を理由に突然別れを告げられます。赤田の結婚相手がゆくえのことを良く思っていないからでした。

赤田の婚約者峰子(田辺桃子さん)は赤田がよく遊んでいる友達が女性だということを知らず、結婚式の招待客のリストを見て初めて女性だと知ったのです。

赤田とゆくえは確かにただの友達ですが、赤田がしょっちゅう遊んでいる友達が実は女性だったと結婚式の打ち合わせの段階で知るというのはあまりいい気がしませんよね。

カラオケ店で赤田にフラれたゆくえは泣きながら一人でバタフライを歌うシーンが切なくて、店員さんが運んできた山盛りポテトも切なかったですね。

春木椿(松下洸平さん)は出版社に勤める36歳です。真面目に働く椿を見て、同じ職場の女性社員は旦那にするには良いけどつまんなそうだと陰で言われてました。

実家は花屋を営んでいて、花はすきだけど花屋は嫌いという理由で実家とは距離をとっています。

椿が美容室で髪を切ったときに担当したのが夜々でしたが、その時に「花は好きだけど花屋は嫌いです」と言っていましたね。

グループになるとか寄せ集められるということが苦手で、教室も嫌いだと初対面の美容師・夜々に伝えていました。

椿はなんかちょっと理屈っぽい感じの絶妙な変な奴感じがすると思ったのですが、こんな感じの人いますよね。

椿には長年付き合っている純恋(臼田あさ美さん)という恋人がいて結婚間近でしたが、彼女の男友達に奪われてしまい男女の友情に疑問を持つようになりました。

二人で家具を選んだり順調そうでしたが純恋は買い物中にも男友達の森永君と電話をしていたので、どうやらその森永君の元へ行ってしまったようです。

新居で一人荷解きをしている椿に連絡が途絶えていた純恋から電話がきて、「森永君と友達じゃなくなった、結婚は出来ない」と告げられます。

結婚寸前だったのにこんな電話一本で終わっちゃうんだなと、この電話のシーンはかなり切ないものがありました。

深雪夜々(今田美桜さん)は表参道の美容室スネイルで働く26歳の美容師です。夜々は男性と友達になりたくても恋愛感情を持たれてしまい、女性からはそれを妬まれるという経験から1対1で人と向き合うことに怖さを感じるようになりました。

夜々は同僚と2人で飲みに行来ましたが、友達以上の関係を迫られなぜ普通の友達でいられないんだろうとうんざりします。

飲みに行って愚痴を聞いてもらってバイバイしようとしましたが、腕を掴まれ家に誘われるのです。それを断ると軽い気持ちで男と遊ぶのはよくない、友達だからと男と遊ぶ言い訳にするのはよくないと同僚に言われて夜々は悲しい気持ちのまま帰宅しました。

佐藤紅葉(神尾楓珠さん)はコンビニで働きながらイラストレーターを目指している27歳です。紅葉は小さい時から友達が多いというイメージを持たれてそのキャラを演じていましたが、実際は1対1で向き合ってくれる人がいないという思いを抱えていました。

ラインのグループで同窓会の幹事を誰にするかメッセージが沢山来て紅葉は「俺がやるよ」と買って出ますが、気づけばグループからみんな退室していて一人になっていたのです。ガーベラ

ある日紅葉はとある住宅を訪ねると、紅葉が訪ねた先生はすでに引っ越していて椿が住んでいました。本来なら恋人と暮らすはずだった椿が一人で住んでいたのです。

椿の実家の花屋で赤田にとガーベラの花束を選んでいたゆくえが桜新町まで行くと聞いて、椿のお母さんから花束を椿の家に届けるようにと頼まれます。

紅葉が椿の家を訪ねていた時にゆくえも花を届けにやって来て、幼馴染の紅葉とゆくえが再会します。

夜々は椿が美容室に忘れた社員証を届けに訪れ、年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人の男女が椿の家で顔を合わせるのです。

椿の母がゆくえにお茶を出すようにとのことで、4人は椿の新居でテーブルを囲みます。

ゆくえ「昔から、二人組を作るのが苦手だった」

椿「昔から、二人組にさせてもらえなかった」

夜々「昔から、一対一で人と向き合うのが怖かった」

紅葉「昔から、一対一で向き合ってくれる人がいなかった」

それぞれが違う考えを持ちつつもどこかでは同じ気持ちを抱えていたり、4人が出会うシーンからテーブルを囲んで話すシーンまでコミカルでクスッと笑える掛け合いが印象的でした。

男女の友情は成り立たないという意見の夜々と椿ですが、男女の友情を育んでいたゆくえに「男女が二人でいたら大概はきれいに言うと恋、正直に言うと下心、もっと正確に言えば性欲」と夜々が言い放ちます。

赤田は性欲じゃないとゆくえは言っていましたが、男女の友情が成り立っていたゆくえとそうではなかった椿と夜々では意見が違っていました。

「二人は一人より残酷。二人は一人いなくなると一人、最初から一人だった時より孤独だ。二人は強いに決まっている。3人以上の複数人は一人の集合体でしかない。個々の価値は間違いなく二人の時がいちばん強い」とゆくえがメッセージ性のあるナレーションをしていましたが、この言葉がいちばんすきな花の軸になっているのかもしれません。

第一話は切ないシーンが沢山盛り込まれていて、最後は主演4人のコミカルな掛け合いもありましたね。

二人ということへの苦手意識やトラウマのようなものを4人それぞれが持っていてそれを伝え合うシーンの後「二人組になれなかった4人、余っちゃった一人」ゆくえがそんな言葉を残して気まずい雰囲気のまま解散し、第一話は終了しました。

いちばんすきな花 松下洸平がめんどくさいクセつよ役に?

ドラマが始まって結構早い段階で皆さん気づきましたか?春木椿(松下洸平さん)なんかちょっと変わってる人ですよね。

第一話が終わる頃には、椿クセつよ!と思わず口にしてしまうくらいキャラが立っていました。

真面目でいい人ではあるけど、なんかめんどくさいというか変な人っていると思いますが椿がまさにそれです。

ドラマを見た視聴者も「松下洸平の役めんどくさいやつ?」「つまんなそうな奴」「めんどくさい性格」という声が上がっていますが、その独特なキャラに回が進むにつれてはまっていきそうな予感もしますね。

いちばんすきな花 友達にフラれたゆくえはどうなる?

いちばんすきな花 多部未華子 仲野太賀
番組公式X(旧Twitter)より引用

第1話でゆくえが「友達にフラれた」と言っていましたが、男女間の友情に限らず女同士でも仲が良かった友達に彼氏が出来て遊ばなくなることもよくある話ですよね。

ゆくえと赤田のように男女間の友情を育んでいたのに、どちらかの恋愛結婚がキッカケで「友達にフラれた」という経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

唯一の友達赤田にフラれたゆくえは、学習塾の生徒望月希子(白鳥玉季さん)に友達にフラれたことを報告します。

塾の生徒の希子に他に元友くらい好きな友達がいないのか尋ねられてシーンがすぐ変わりましたが、ゆくえは希子との関わりでも色々考えたり放送回が進むにつれて心境の変化がありそうですね。

「失恋より辛い」経験をしたゆくえですが、これからどんな風にその傷を癒して友情や愛情がどんな形で変化していくのが楽しみです。

まとめ

いちばんすきな花は誰もが抱えているような友情恋愛に対する複雑な感情を丁寧に描かれたドラマです。

第1話から早速切なさが盛り沢山で4人全員に共感したり、同じような経験を思い出したりとなかなか考えさせられるドラマでした。

それぞれ違う価値観の持った4人が出会い、これからどんな風な友情物語が描かれていくのか最終回まで目が離せません。

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