池谷裕二さんは、1970年生まれの日本の薬剤師、薬学者、脳研究者です。
池谷さんは研究者としてだけでなく、一般向けに脳科学に関する書籍を多数執筆しており、その分かりやすい語り口とユーモアのある文章で人気を集めています。
そんな池谷さんは、子育てに関する本も出版していますが、ご家族はどんな人なのでしょうか。
この記事では、池谷裕二さんの妻と子供の年齢と、娘への接し方から学べる子育て論について紹介していきます。
池谷裕二の妻と子供の年齢は?
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池谷裕二さんの妻と子供の2024年時点の年齢は、以下の通りです。
妻 47歳(1977年生まれ)
長女 10歳〜11歳
次女 8歳〜9歳
池谷裕二と妻の馴れ初め
池谷裕二さんは32歳の時に、7歳年下の妻と結婚しました。
結婚したのは2002年で、東京大学大学院薬学系研究科の助手として働いていた時です。
奥さんは一般人のため詳しいプロフィールや馴れ初めは明かされていませんが、当時25歳だった奥さんも東京大学に在籍していて、大学で出会ったのかもしれません。
東大出身者の結婚相手の7割は東大生という統計も出ているため、池谷さんの奥さんも東大出身の可能性が高いです。
池谷裕二の長女
池谷裕二さんの長女は、2024年で10〜11歳になります。
長女は3歳頃から数字に興味を持ち始めて、お風呂の中で数を数えたり、エレベーターの階数を数えていたそうです。
幼少期から数字に関心があったということなので、今後は理系の道に進むのかもしれませんね。
池谷裕二の次女
池谷裕二さんの次女は、2024年で7〜8歳になります。
次女に関する具体的なエピソードは見つかりませんでしたが、2歳年上のお姉さんがいるので要領良く勉強やスポーツに取り組んでいるのではないでしょうか。
池谷裕二の娘への接し方から学べる子育て論
池谷裕二さんは、子育てに関する著書も出版していて、娘さんへの接し方から学べる子育て論が参考になるので紹介していきます。
- 本物思考
- 実体験を大切に
- どうして?と聞く
- 作品を褒める
1 本物思考
池谷さんは車の自営業の父と、専業主婦の間に生まれ、兄と妹の3兄弟の真ん中で育ちました。
池谷さんは父がしてくれたように、子どもたちには本物を見せてあげたいと話しています。
恐竜なら図鑑ではなく化石展を、車ならミニカーではなくモーターショーなどと、常に本物に触れさせるという体験を大切にしているようです。
2 実体験を大切に
池谷さんは子供の頃、星に夢中になると星の図鑑を、さらにはまると天体望遠鏡を買ってくれたり、釣りが好きとみれば毎週海釣りに連れて行ってもらっていたそうです。
自身が実体験を大切にする子育てをしてもらっていたので、それが娘さんたちにも伝承されています。
長女が4歳の時には一緒に犬の散歩に行き、
「桜の葉がこんなに真っ赤になって落ちているね」「サザンカはつぼみから、こうやって咲いていくんだね」
と一つ一つ手に取って説明してあげると、喜んで聞いていたと話しています。
家のリビングにいたら絶対に味わえない体験を重ねて行くことで、感性が磨かれたり色々なことに興味関心を持てるようになるようです。
4 どうして?と聞く
池谷さんは娘さんに常に「どうして?」と聞くようにしていると話していました。
娘さんがスカートを履きたいと言った時に、「どうしてズボンではなくスカートで行きたいの?」
と投げかけて、答えられないと
「今日はジャングルジムに登るでしょ。スカートとズボンどっちがいいのかな」
と考えるヒントを与えて、あまり先に説明しないようにしているそうです。
「どうして?」という質問を効果的に使うことで、自分で考える力がついてきます。
4 作品を褒める
池谷さんは、娘さんが熱心に絵を描いていたら「頑張って描いていてえらいね」と行為をほめるのではなく、「この絵、好きだなあ」と作品を褒めるようにしています。
行為を褒めてしまうと、娘さんの脳が「ほめられたいから私は絵を描いているのかな」と誤解してしまうからです。
子供が描いた絵を見せてくると、「偉いね、頑張ったね」とついつい描いた事を褒めてしまいますが、脳科学的には成果を褒めることが大切とされています。
まとめ
池谷裕二さんの妻と子供の年齢は、2024年で妻が47歳、長女10〜11歳、次女7〜8歳です。
池谷さんは子育てに関する著書も出版するくらい教育熱心な方で、娘さんへの接し方から学べる子育て論が沢山あります。
子育てについて興味がある方は、池谷さんの著書を参考にしてみてくださいね。