2024年1月23日にマルスゼロの革命の第一話が放送されました。
この記事では、マルスゼロの革命第一話のネタバレと考察、エリと犯人と関係について予想していきます。
マルスゼロの革命第一話のあらすじ
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「マルス-ゼロの革命-」は、今を生きる高校生たちが令和の日本をぶっ壊す、爽快な新感覚青春ドラマです。
学校でいじめに遭い命を絶とうとしていた逢沢渾一(板垣李光人)の前に謎の青年・美島零(道枝駿佑)が現れるところからドラマが始まります。
ゼロ(道枝駿佑)は「大人たちが作った腐った世界からお前を救ってやる」と言い放ちました。
その過激な言動と不思議なカリスマ性によって、社会に不満を抱えている7人の落ちこぼれ高校生たちがゼロの元へ集います。
団結した高校生でマルスという動画配信集団を立ち上げ、大人たちが作った社会の破壊と再構築(スクラップ&ビルド)を目的に活動を始めました。
しかし、革命(クーデター)の中で不穏な事件が起き、ゼロの抱える秘密も浮き彫りになっていきます。
ゼロ率いる落ちこぼれ高校生たちは、大人社会に反旗を翻すことができるのでしょうか。
マルスゼロの革命第一話ネタバレと考察
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マルスゼロの革命第一話のネタバレと考察をまとめます。以下ネタバレ含むのでご注意ください。
マルスゼロの革命第一話のネタバレ
マルスゼロの革命公式HP
渾一とゼロの出会い
桜明高校3年の逢沢渾一(板垣李光人)は、自殺を図る直前にスマホで白い狼の着ぐるみを着た男性の映像を見ていました。
成人式の会場で白い狼の着ぐるみを着た男性が司会者のマイクを奪い、若者たちに説教を始めます。成人式で暴れる若者たちが、着ぐるみの男性に襲いかかりますが、着ぐるみの男性がそれを蹴散らすという映像でした。
「さよなら…マルス」と呟き、スマホと遺書を置いて渾一は道路に向かいます。そこへ、謎の少年美島零(道枝駿佑)が現れ、渾一が置いたスマホで動画を撮りながら「これから死ぬんでしょ、だったら見せてよ」と告げました。
トラックが来て身を引いた渾一は結局死ぬことが出来ず、翌日学校へ行きます。そこへゼロが転校生としてやって来て、学校でいじめられている渾一と賭けをすることになったのです。
「君の抱えている問題を解決できたらオレの言うことを何でも聞く。できなかったら君の言うことを何でも聞こう」
その賭けとは
- いじめをなくすこと
- 動画研究会の部員を7人集め、部に昇格させること
- 渾一に送られてきた脅迫メールの差出人を暴くこと
「俺がお前をこの腐った世界から救ってやる」とゼロは渾一に告げて手を取り合いました。
動画研究会の部員集め
動画研究会の研究室で渾一はゼロにマルス(白い狼の男)について熱く語っていたところに、香恋(渾一の幼馴染)がやって来ます。
ゼロと渾一が賭けをしていることを香恋に説明し、渾一は「大学推薦を取り消されたくなければ、指示に従え」という脅迫メールが来ていたことを香恋にも打ち明けました。
ゼロは「まずは部員集めだな」と言って、名簿を見ながら動画研究会の部員をピックアップします。
渾一の幼なじみ・貴城香恋(吉川愛)
バンドマン:二瓶久高(井上祐貴)
秀才キャラ:呉井賢成(山時聡真)
癒し系:桜庭杏花(横田真悠)、
野球部員:桐山球児(泉澤祐希)
そこへ、渾一のスマホに着信が入り、「用事が出来たから先に帰る」と去っていきました。ゼロは香恋に「あいつをつけろ」と言って追いかけるように伝えます。
ゼロは「大学推薦欲しくない?」を誘い文句に、ピックアップした人をそれぞれに声をかけていくのでした。
いじめをなくす
ゼロが野球部員の桐山球児(泉澤祐希)を誘っていると、「渾一が澤井に連れて行かれた」と香恋が慌てた様子でゼロを呼びに来ます。
渾一がいじめられているところへゼロが登場し、澤井をはじめとするいじめっ子達にゼロはわざと殴られてその様子を香恋にライブ配信させていました。カメラを止めるとゼロはいじめっ子全員を懲らしめて、渾一に最後のとどめを刺すようにバットを渡します。
マルスゼロの革命
渾一は叫びながら澤井にバットを振りかざすも「僕には出来ない」とトドメを刺せずにいました。代わりにゼロは澤井の耳元で「お前薬やってんな、警察に突き出せば薬物検査で一発だぞ」とトドメを刺したのです。
その後澤井は自主退学を申し出て、いじめをなくすというミッションをクリアしました。
脅迫メールの犯人を暴く
翌日、いじめ配信を見たというゼロが声をかけた5人が研究室に集まっていました。
5人は本当に大学推薦を貰えるのかとゼロに尋ねますが、渾一に届いた脅迫メールの犯人を暴けば約束を果たすと伝えます。
脅迫メールの内容や受信した日時から先生からのメールだということが分かり、ゼロ達7人で夜学校の職員室に忍び込み、ゼロがスクールカウンセラーの毛利(野間口徹)が犯人だと特定しました。
動画研究会の生配信で毛利が違法薬物を生徒に販売していたことを暴くために、自主退学した澤井にも証言してもらうはずでしたが、裏切られてしまいます。
澤井の取り巻きが乱入し動画研究会のメンバーをボコボコにしますが、ゼロ紛するマルスが登場し、毛利が違法薬物を校内で製造していたことを暴いたのです。
脅迫メールの真犯人
毛利が逮捕され、無事に問題は解決したと思われましたが、脅迫メールの真犯人は渾一だったことにゼロは気づいていました。
渾一は毛利が違法薬物を栽培しているのを知っていて、それをゼロに暴いてもらうためにメールを偽装していたのです。
毛利が渾一に送っていた本当の内容は、渾一と違法薬物が一緒に映った画像と共に「画像を拡散されたくなければ他の生徒を紹介しろ」というものでした。
渾一は自分のことをいじめていた澤井を紹介していたのです。薬物は澤井たちだけでなく他の生徒にも広まり、薬物依存で死にかけた生徒もいました。
渾一が自殺未遂をしてしまったのは、自分のせいで薬物が広まったことに罪悪感を感じていたことが原因だったのです。
渾一はマルスの動画配信が心の拠り所でしたが、その配信が1年前からなくなりどうしようもなかった、僕だってこんなことしたくなかったとゼロに伝えました。
逃げてばかりいる渾一に、ゼロは熱い言葉を投げかけます。
「いじめられても、無視されても、誰も助けてはくれない。自分で乗り越えるしかないんだよ。どんなに辛くても、強くなるしかない。
それでも、どうにもならないことがある。
だから、俺たちがこの腐った世界を変えるんだ。」
渾一との賭けに勝ったゼロは、俺と一緒にこの世界をぶっ壊すと渾一に伝えて去って行くのでした。
ゼロの過去
違法薬物のニュースが配信され、会社社長の國見(江口洋介)はマルスが復活したことを知ります。
國見はマルスメンバーを見て「そう来たか〜。心躍るね〜。」と意味深な言葉を発しました。
ゼロはマルスメンバーの写真を眺めながら
「この中の誰かがあいつ(エリ)を殺した」と過去の出来事を回想しています。
國見の名前も恨みを込めた様子で呟き、マルス(ゼロ)との関係を示唆して第一話は終了しました。
マルスゼロの革命の考察
第一話からテンポの良い展開と、引き込まれる内容でしたね。
まずゼロが転校して来た目的ですが、「エリ」を殺したのは誰かを探しに来た可能性が高いです。
マルスとエリの関係として考えられるのは
- 交際相手
- 幼なじみ
といったところでしょうか。
動画研究会のメンバーの写真を見ながら「この中に犯人がいる…」とゼロは言っていましたが、確信しているとは限らないので、真犯人は他にいるのかもしれません。
國見とマルスも何らかの関係があることが示唆されていましたが、國見は実はマルスの味方だったというオチが待っているような気もします。
マルスのメンバーを見て、何か知っていそうな含みのある発言をしていたので、メンバーの中にエリの死の真相と関係している人物が選ばれていそうですね。
第一話だけでも見応えのあるドラマだったので、今後の展開がかなり期待できます。
マルスゼロの革命のエリと犯人の関係は?
マルスゼロの革命の第一話放送終了後から黒幕は誰かについて予想する人も多くいたようです。エリと犯人の関係は何だったのでしょうか。
エリを殺した犯人予想で一番多かったのは、部員の中にいるのではという意見でした。
- 久高(バンドマン)
- 香恋(渾一の幼馴染)
- 渾一
第一話が終了した時点では、渾一の幼馴染の香恋が怪しいという声が一番多いようです。
また、江口洋介さん演じる國見が怪しいという意見もありました。マルスメンバーの中に、國見の子供がいるのではという予想もチラホラ見受けられます。
脚本家の武藤将吾さんは「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」も手がけていますが、最終回で永野芽郁さん演じるさくらがキーパーソンという意外な結末を迎えていました。
最終的に「まさか」と思うような人物が犯人である可能性は大いに考えられます。
第一話で「この人が怪しい」と思う人物が黒幕というのは考えにくいので、いかにも怪しそうな國見は黒幕ではなさそうです。
部員の中にいるのか、それ以外なのか、最後まで目が離せませんね。
まとめ
マルスゼロの革命の第一話のあらすじ、ネタバレ考察を紹介しました。犯人は部員の中にいるとゼロは言っていましたが、果たして黒幕は誰なのでしょうか。
第一話から展開が読めず引き込まれる内容でした。
最終回までどんな結末が待っているのか楽しみですね。