2024年6月12日に公開された3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」による楽曲『コロンブス』のMVが「差別的な内容だ」という理由で炎上しました。
この記事では、ミセスの楽曲「コロンブス」のMVの監督は誰なのかと、差別的だと炎上してMVが公開停止になった理由もまとめていきます。
【ミセス】コロンブスのMV監督は誰?
スポニチアネックス
ミセスの楽曲「コロンブス」のMVの監督は、白石剛浩さんが担当しました。
プランニングディレクター 大森元貴
ディレクター(監督) 白石剛浩
プロデューサー 佐々木視紀
制作会社はユニバーサルミュージックです。
大森元貴のプロフィール
大森元貴さんのプロフィールはこちらです。
名前 大森元貴(おおもり もとき)
生年月日 1996年9月14日
出身地 東京都西東京市
大森さんは2013年17歳の時にMrs. GREEN APPLEを結成し、ボーカルとギターを担当しています。
白石剛浩のプロフィール
コロンブスの監督を担当した白石剛浩さんのプロフィールはこちらです。
名前 白石剛浩
生年月日 1984年生まれ
出身地 愛知県
職業 映画ディレクター
白石さんは自主制作映画からキャリアがスタートしている映像ディレクターです。
これまで、日向坂46の楽曲「アザトカワイイ」のMVも担当しています。
コロンブスのMV制作の経緯
大森元貴さんは、ミセスの公式HPで、コロンブスのMVの内容に関するお詫びと、制作までの経緯のコメントを発表しています。
Mrs. GREEN APPLE 「コロンブス」ミュージックビデオについて2024.06.13
「コロンブス」のMusic Videoを制作するにあたり、
・年代別の歴史上の人物
・類人猿
・ホームパーティー
・楽しげなMV
という主なキーワードを、初期構想として提案しました。
類人猿が登場することに関しては、差別的な表現に見えてしまう恐れがあるという懸念を当初から感じておりましたが、類人猿を人に見立てたなどの意図は全く無く、ただただ年代の異なる生命がホームパーティーをするというイメージをしておりました。
しかしながら、意図とは異なる伝わり方もするかもしれないと思い、スタッフと確認し合い、事前に特殊メイクのニュアンス、衣装、演じ方のフォロー、監修をしていたつもりではおりましたが、そもそもの大きな題材として不快な思いをされた方に深くお詫び申し上げます。
決して差別的な内容にしたい、悲惨な歴史を肯定するものにしたいという意図はありませんでしたが、上記のキーワードが意図と異なる形で線で繋がった時に何を連想させるのか、あらゆる可能性を指摘して別軸の案まで至らなかった我々の配慮不足が何よりの原因です。
「コロンブスの卵」というキーワードから制作に取り掛かり、前向きにワクワクできる映像にしたいという気持ちが、リスクへの配慮をあやふやにし、影響を及ぼしてしまったと認識しております。
こちらの意図する物語の展開としては、歴史的時間軸は存在せず、類人猿も人の祖先として描きたかった。そして時間の垣根を越えてホームパーティーをする。
これはあり得ない話であり、あくまでフィクションとしての映像作品であると。
ただ、ある事象を、歴史を彷彿とさせてしまうMVであったというご指摘を真摯に受け止め猛省しております。
この度は本当に申し訳ございませんでした。
以後このようなことが無いよう、細心の注意を払い、表現することに対して誠実に、精進してまいりたいと存じます。
Mrs. GREEN APPLE 大森元貴
Mrs. GREEN APPLE公式HP
【ミセス】コロンブスが炎上してMV公開停止
ミセスのコロンブスのMVが2024年6月12日に公開されましたが、差別的な内容だと批判が集まり、公開から15時間後に「非公開」となりました。
朝からミセス観れて幸せー☺️🍏✌️
— padhaku baba (@padhaku_baba) June 13, 2024
ほんとメンバー仲良しで朝からホッコリ☺️💚#ミセス#MrsGREENAPPLE#コロンブス#コロンブスMV pic.twitter.com/he0tCJAGVU
コカコーラのキャンペーンソングとして2024年6月12日にデジタルリリースされ、同日にYouTubeでMVが配信されましたが、非公開になった理由はこちらです。
MVは、小さな島の映像から始まり、西洋の衣装を着たメンバーが猿のような衣装を着た生き物のたちの家に入ってくる。
メンバーが彼らにピアノの弾き方を教えたり、乗馬を教えたりし、人力車を引かせたりして、文化を教え交流していく。
人権を尊重する近年では、侵略者の一面があるコロンブスに対してネガティブなとらえ方も増えるなど、世界的な受け止め方が変化してきている。
そんな中、先に島に住んでいる”先住民”のすみかに、外部の者が侵入し、文化を指導する姿に、疑問を抱く人が多かったようだ。
コメント欄には植民地時代を肯定し、人種差別を助長しかねないといった指摘と批判の声が相次ぐ。
2024年6月13日
中日スポーツ
ミセスのメンバー大森さんのコメントでは、差別的な内容や植民地時代の肯定の意味はないとのことでしたが、MVを見た視聴者は疑問を抱いたようです。
まとめ
ミセスがコカコーラとコラボして2024年6月12日にデジタルリリースされた「コロンブス」のMVの監督は、白石剛浩さんが担当しました。
MVが公開されると批判が集まり、現在は非公開になっています。
今後の対応についても注目ですね。