大谷翔平選手がドジャースと10年間70億ドル(約1014億円)で契約を結び話題となりました。
この記事では、大谷翔平選手の年収は手取りで41億円なのかと、お金の使い道や管理の仕方をまとめていきます。
大谷翔平の年収は手取り41億円!?
毎日新聞
大谷翔平選手は10年間7億ドルでドジャースと契約しましたが、
2024年の年収を計算すると、手取りで約41億円になります。
収入額が10年で約1014億円に対して、税金と諸経費を引いた額が手取りの金額です。
※1ドル145円で計算
- 収入額:約1014億円
- 税金額:約526億円
- 諸経費:約71億円
- 手取額:約417億円
収入1014億円−(税金526億円+経費71億円)
=手取り417億円
1年に換算すると約41.7億円の手取り年収となります。
収入額約1014億円の詳細
大谷翔平選手はドジャースと10年間7億ドルで契約しました。
レートによって日本円に換算すると変動がありますが、ここでは10年で約1014億円とします。
実際には総額7億ドル(約1014億円)のうち6億8000万ドル(約986億円)が後払いとなり、
2024年以降の年俸は200万ドル(約2億9000万円)という異例の契約です。
税金額約526億円の詳細
税金の内訳はこちらです。
- 連邦政府の税金(米国所得税)
- カリフォルニア州税
- ソーシャルセキュリティー税(老齢者、遺族、障碍者保健)
- メディケア税(老齢者、障害者医療保険)
- 州の傷害保険料
連邦政府の税金(米国所得税):約375億4,924万円
- 税金計算:174,238.25ドル+(7億ドル-578,125ドル)×37%=約2億5,896万ドル
- 日本円換算:約375億4,924万円
カリフォルニア州税:約124億8,196万円
- 税金計算:65,835ドル+(7億ドル-677,275ドル)×12.3%(最高税率)=6,148万ドル
- 日本円換算:約124億8,196万円
ソーシャルセキュリティー税(老齢者、遺族、障碍者保健):約2,323万円
- 税率12.4%を雇用主と雇用者で半分ずつ折半する(実質負担率6.2%)
- 但し、年間課税対象上限額が定められており、2023年度は160,200ドル
- 日本円換算:約2,323万円
メディケア税(老齢者、障害者医療保険):約14億7,175万円
- 税率2.9%を雇用主と雇用者で半分ずつ折半する(実質負担率1.45%)
- 7億ドル×1.45%=1,015万ドル
- 日本円換算:約14億7,175万円
州の傷害保険料:約11億1,650万円
- 税金計算:7億ドル×1.1%=770万ドル
- 日本円換算:約11億1,650万円
以上5種類の税金を合計して
10年間7億ドルに対しての税金は日本円で526億4,268万円になります。
諸経費約71億円の詳細
税金以外の経費はこちらです。
エージェント・代理人契約手数料(約5%) 50億7,500万円 通訳:水原一平の雇用契約料(約2%) 20億3千万円 |
2つの諸経費が10年分で71億300万円となります。
手取り額約417億円の詳細
大谷選手の10年7億ドルの契約に対して10年の手取り額が
収入1014億円−(税金526億円+経費71億円)
=手取り417億円
年収に換算すると41.7億円の手取りになります。
しかしながら、大谷選手のこの手取り年収は実現することなく
10年7億ドルの契約を97%(約986億円)後払いすることを提案し、
200万ドル(約2億9000万円)が2024年以降の年俸になるようです。
また、球団から支払われる年俸以外にスポンサー収入がありますが
手取りでのスポンサー年収は25億円とも言われています。
大谷翔平のお金の使い道はタワマンや寄付金!
産経新聞
大谷選手は物欲がないことで知られていますが、寄付や寄贈をしたり使うときは思い切ってお金を使います。
大谷翔平のお金の使い道
大谷選手のお金の使い道はこちらです。
- 東京にタワーマンション購入
- WBCにプライベートジェットで参戦
- 水原一平にハネムーンのプレゼント
- 慈善団体への寄付
- グローブ寄贈
- ドジャース慈善団体に寄付
東京にタワーマンション購入
2018年に豊洲のタワーマンションの最上階を、約2億5千万円で購入しています。(現金一括)
部屋の広さは120平米程度で、上下2階のメゾネットタイプだそうです。
豊洲を選んだのは羽田空港からタクシーで30分程度とアクセスがいいからだと思われます。
WBCにプライベートジェットで参戦
大谷選手は2023年のWBCに参戦するために、プライベートジェットで来日しました。
大谷選手が利用したVista JETのチャーター費用は
大型 8,600〜13,000ドル/時間
中型 4,000ドル〜8,000ドル/時間
小型 1,300ドル〜3,000ドル/時間
小型機をチャーターしたとして日本円で1時間当たり約18万円〜40万円かかります。
フライト時間は
アリゾナ→東京 約13時間
東京→名古屋 約1時間
計14時間のフライトとして
チャーター費用は約252万円〜560万円です。
アリゾナから名古屋に直行せず東京を経由したのは、お母さんに会うためだったそうですね。
燃料代
パイロットやCAの人件費
メンテナンス費用
その他諸経費
チャーター費用に上記の経費を合わせると片道約4,000万円と言われています。
プライベートジェットを使用した理由は
登板翌日の移動で少しでも体を休ませるため
だったそうです。
贅沢をするためではなく、身体のコンディションを整えることを優先した選択でした。
水原一平にハネムーンのプレゼント
スポニチANNEX
大谷選手とは日ハム時代の同期で、2017年から専属通訳をしている水原一平さんにハネムーンをプレゼントしています。
水原さんも大谷選手からのプレゼントが嬉しかったとインタビューで話していました。
プライベートでは昨年、結婚しましたが、シーズンが終わった後の食事の席で、
翔平から新婚旅行のプレゼントをもらいました。
封筒で旅行券のようなパックになっているものです。
本当にうれしかったです。
2019年1月2日
スポニチANNEX
プライベートなことなので金額や行き先は公表されていませんが、粋な計らいが素敵ですね。
慈善団体への寄付
2021年にカリフォルニア州オレンジカウンティの慈善団体
「ミラクル・フォー・キッズ」に寄付をしたと発表されました。
ミラクル・フォー・キッズはがんなどの病気の子供達とその家族を支援する団体です。
また、寄付だけでなく心臓移植を待つ子供に会うなど社会貢献活動もしていました。
グローブ寄贈
大谷選手は2023年11月9日に
日本のすべての小学校約2万校にグローブを寄贈することを発表しました。
日本の小学校に右利き用のグローブ2つ、左利き用のグローブ1つの3つを寄贈し、
金額にすると約6億円とも言われています。
大谷選手からプレゼントされたグローブを使った小学生が、将来メジャーリーガーとして活躍する日が来るかもしれませんね。
ドジャース慈善団体に寄付
大谷選手はドジャースと10年間7億ドルで契約を結びましたが、
契約の付帯条件にドジャースの慈善団体に寄付というものがあります。
- 全球団に対するトレード拒否権
- 契約の1%未満をドジャースの慈善団体に寄付
- フルタイムの通訳を付ける
- 公式戦とポストシーズンで本拠地ドジャースタジアムの最高級スイート席を用意
- 遠征先のホテルをスイートルームにする
大谷選手は寄付や寄贈など、社会貢献のためにお金を使っていることがほとんどです。
大谷翔平のお金の管理の仕方
YouTubeより引用
大谷選手は日ハム時代お金の管理は両親に任せて、月10万円のお小遣い制にしていたそうです。
プロ入り後は毎月、両親から小遣い10万円をもらっているが、物欲がなく大半は手を付けず。2年間で個人口座の残高は約200万円となった。
2014年12月3日
日刊スポーツ
大谷選手が20歳の頃の記事ではありますが、当時は両親がお金の管理をしていました。
メジャー移籍前の2016年2月に大谷選手は会社を設立し、代表取締役を両親が務めています。
大谷選手ほどの収入があれば管理も大変になるので、
メジャー移籍後も両親か代理人が管理している可能性が高いですね。
まとめ
大谷翔平選手の10年間7億ドルという契約に対して、
年収は手取りで約41億円だということが分かりました。
実際は後払いという契約になったため、年俸200万ドル(2億9000万円)で手取り41億円は実現しないようです。
お金の使い道は寄付や寄贈がメインで、お金の管理も日ハム時代は両親に任せていました。
どんなにお金を稼いでも野球一筋の大谷選手ですが、
これからワールドシリーズ制覇するのか楽しみですね。
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